「菩提樹のお花 ”散り始め”ています」と書かれた筥崎宮参道の看板を見て、そうだった、菩提樹の花を撮るのを忘れていた、と気づきました。
千利休が豊臣秀吉や博多の豪商らを招き、周辺で茶会を開いたと伝えられる筥崎宮そばの恵光院(燈籠堂)。境内にある樹齢約200年の菩提樹の木は、毎年この時期、黄色い花をいっせいに咲かせます。
ぼくはここ数年、ここの菩提樹の花が好きで毎年撮影に来ています。お寺の人によると「今年も5月末に咲き始め、6月初旬の菩提樹まつりのときに満開になりました」とのこと。
出遅れたものの、木の下から見上げると花々はまだ残っていて、お香のようなかぐわしい香りに包まれました。
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