福岡県の某所に、ヒメボタルが見られる貴重な山中の神社があると聞き、教えてくれた友だちとともに先日行ってきました。
暗くなる19時半ころから少しすつ飛びはじめ、20時半ころにはこの鳥居の後ろに、たくさんのヒメボタルの乱舞を見ることができました。
ヒメボタルはゲンジボタルよりも小さく体長は6ミリほど。蚊に刺されながらも、夢中でファインダーをのぞいていると、一匹がふわっとカメラに近づいてきて、水をすくうようにそっと差し出した僕の左手の上にのりました。
か弱い点滅を何度か繰り返す姿はとても愛おしく、しばらくすると、また暗闇の中へ飛んでいきました。神様の森の、はかなげで幻想的な光景を、僕らは目に焼き付けました。
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