京都旅つづきです。瑠璃光院への入り待ちの時間が約3時間もあったので、どうやって時間をつぶそうかとパンフレットを見たら、瑠璃光院の近くから叡山ケーブルと叡山ロープウェイ、シャトルバスを乗り継げば、比叡山延暦寺へ行けることに気づき、ここまで来たからにはと参拝へ向かいました。
「日本仏教の母山」と言われる比叡山延暦寺は最澄が788年に開いた天台宗の総本山で、東塔、西塔、横川の3つの地域からなる広大な寺院。
東塔にある根本中堂(平成28年から10年間かけて大改修中)は、張りつめた神聖な雰囲気が漂っています。平成30年の今年、比叡山から発信する言葉は「憶和敬(おくわけい)」だそうです。意味は「世の全てが掛け替えのない存在だ、と憶(おも)い至るとき、尊敬の念で心が充されます」。心に刻んでおきたい言葉です。
延暦寺は大黒天信仰発祥の地でもあるんですね。「三面出世大黒天」にも参り、いいことあるようにとお守りも購入しました(笑)
時間があまりないので駆け足で東塔地域を回って下山。叡山ロープウェーに乗ったときでした。山々の向こうに虹が!(写真ではちょっと見えにくいですが右上です)延暦寺を参拝する機会に恵まれた上に、虹まで見られるとは。感謝です。
叡山ケーブルを下るとき、車両先頭の窓から見えた線路沿いの紅葉は絵画のよう。ケーブル八瀬駅近くの山中では、猿の親子が人間たちを眺めていました。

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