息を呑む景色を前にして

空は刻一刻と変化していて、地上の人間の思い通りにはなりませんが、偶然にも美しい夕焼けや星空と出会えて写真も撮れたときはとても幸せな気持ちになります。

今日は僕が大好きな言葉を引用して紹介したいと思います。降るような星空のもと、星野道夫さんがアラスカの氷河で友人と野営していたときの会話です。

「いつか、ある人にこんなことを聞かれたことがあるんだ。たとえば、こんな星空や泣けてくるような夕陽を一人で見ていたとするだろ。もし愛する人がいたら、その美しさやその時の気持ちをどんなふうに伝えるかって?」
「写真を撮るか、もし絵がうまかったらキャンバスに描いて見せるか、いややっぱり言葉で伝えたらいいのかな」
「その人はこう言ったんだ。自分が変わってゆくことだって…その夕陽を見て、感動して、自分が変わってゆくことだと思うって」

「オーロラの彼方へ」星野道夫著
天の川とペルセウス流星群(左上)