一昨日、5万年ぶりに地球にやってきたZTF彗星を家のベランダから撮影しました。肉眼では見えませんが、カメラに420ミリ相当のレンズをつけ、北極星付近の空へ向けると、淡い緑色の光が他の星々よりも明るく瞬いていました。上は240枚ほど撮ったものを繋ぎ合わせたタイムラプス動画です。この時期、曇り空の日ばかりで、31日深夜はようやく晴れ、なんとか眺めることができました。
2月2日に地球に再接近し、もう2度と戻ってこないそう。石器時代の人類が見たかもしれない彗星を5万年後のいま、こうして眺める不思議。宇宙の悠久の時と、そのうちのほんの僅かを生きている実にちっぽけな自分を想わざるをえません。
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